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何のための「参拝」か? 〜 上坂のアタックチャンス? 〜

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◎靖国参拝 「語らぬ首相… 理解に苦しむ」 上坂冬子氏

 終戦記念日の15日、福田康夫首相が靖国神社を参拝しなかったことについて、本紙15日付朝刊「老いの一喝」で首相参拝への期待を示していたノンフィクション作家の上坂冬子氏は、「首相は国民に真摯(しんし)に理解を求めるべきだ。リーダーが何も語らないのは理解に苦しむ」と苦言を呈した。

 上坂氏は、首相の靖国参拝自体には「行くにせよ行かないにせよ、はっきりした考えがあればいい。その上で行かないと判断するのはご自由です」と指摘。一方で「北京五輪の開会式出席、中国製の毒入りギョーザ事件の進展などもあって、特に今年は参拝しても(中国当局は)何も言えなかったでしょうに。こんなにいいチャンスに(行かないのは)不思議でしかたがない」と持論を展開した。

 その上で、「私は反福田ではなかったが、ご本人の意思が分からなくて不安がつのる。『相手の嫌がることはしない』のはいいけれど、ならば『日本国民の嫌がることは?』と問いたくなる」と切り捨てた。

 福田首相は今月5日、靖国参拝について記者団に「わたしの過去の行動をみてほしい」と述べていた。

産経新聞 平成20年8月16日 より全文引用


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政治的利用と「靖国」への関心 〜 忘れ去られた「慰霊」 〜

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◎ルポ「靖国冬の時代」 平成20年8月15日

 63回目の終戦の日を迎えた15日、東京・九段北の靖国神社は、この夏2番目の暑さ(最高気温34・9度)に見舞われたにもかかわらず、妙に静かで、物々しい警備だけが目立つ冷めた雰囲気が漂っていた。この日は、小泉純一郎、安倍晋三の両首相経験者は参拝に訪れたものの、靖国に距離を置く福田康夫首相は当然のごとく来なかった。話題性が少ないと判断したためか、国内外の報道関係者も目立たず、福田政権下における靖国が「冬の時代」を迎えていることを実感した。(阿比留瑠比)


■2年で薄れた熱気

 わずか2年前のこの日には、靖国神社には小泉元首相の参拝効果で約25万8000人もの参拝者が詰めかけた。それが、昨年は一気に約16万5000人へと落ち込み、今年はさらにそれを下回る約15万2000人となった。

 靖国に祭られた246万6000余柱の英霊の慰霊は本来、ときの首相が参拝するかどうかで左右されるべきものではないはずだ。だが実際、「戦没者慰霊の中心施設」(小泉元首相)と位置づけられてきた靖国に対する国民の関心は、薄れてきているようだ。

 これは、福田首相が靖国参拝について「お友達の嫌がることをする必要はない」と不参拝を明言していることが大きい。日中間の焦点だった靖国問題は、日本側が一方的に白旗を揚げる形で後ろに引っ込み、首相の靖国参拝に反発する中国に対し、さらに日本国民が反発するという構図もとりあえず消えたからだ。

 例年、首相や閣僚らの車が横付けされる「到着殿」の前には、大勢の報道陣のほか、その何倍もの参拝者が陣取り、やってくる政治家や記者たちに声をかけていた。ところが今年は、人影も比較的まばら。参拝を終えた安倍氏に対する「安倍さーん」「頑張って」との声援も、こだまするような勢いはなく、小泉元首相へは声援も飛ばなかった。


■相次ぐ福田首相批判

 「靖国神社問題は現在、『冬の時代』にある。一気に『氷河期』に突入することも予想される。靖国の無視、ご英霊の否定にも発展しかねない事態だ」

 神社境内で開催された戦没者追悼中央国民集会で、「英霊にこたえる会」の堀江正夫会長はこう指摘し、靖国不参拝を明言した福田首相を担ぎ、総裁に選んだ自民党に苦言を述べた。

 自民党は平成20年の運動方針で「靖国神社の参拝を受け継ぎ…」とうたっている。ところが、堀江氏によると、自民党衆院議員304人のうち、昨年春の例大祭、終戦記念日、秋の例大祭、今年春の例大祭と続けて参拝した議員は、わずか2人だけ。この間、一度も参拝していない議員は142人にも上るという。

 「首相は本心では参拝したいのかしたくないのか言わない。反靖国一派と同じ考え方なのだろうが、それを明らかにしないのは男の風上にも置けない」(三好達・日本会議会長)

 「首相は北京五輪には行ったが、靖国には来ない。英霊よりも中国の方が大事だということだ。しかし、胡錦濤国家主席は決して首相のことを友達とは思っていない。完全になめられている」(中国から日本に帰化した評論家の石平氏)

 集会では、対中関係重視に傾く福田首相への厳しい批判が相次ぎ、「そうだ」「その通り」と同調する声が上がっていた。


■国立追悼施設の亡霊

 15日は、靖国神社近くの日本武道館で開催された全国戦没者追悼式で、河野洋平衆院議長が、政府が無宗教の追悼施設をつくるべきだとの考えを表明した。

 ただ、この構想は、福田首相が官房長官当時につくった私的懇談会「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」が14年に出した答申をなぞったものにすぎない。

 これは、自民党内からも「税金の無駄遣い」「そんな施設に誰が行くのか」「靖国の存在をおとしめるもの」などと酷評され、福田首相自身も「時期尚早」として引っ込めざるを得なかった経緯がある。問題は、そんな「亡霊」のような話がなぜ今になって蒸し返されるかにある。

 福田首相は「追悼懇」の委員10人の選定に当たり、「当初は『靖国参拝支持派は一人も入れない』と言っていた」(当時の政府関係者)。こうした首相の姿勢が、河野発言の呼び水となった部分はありそうだ。

 靖国には逆風が吹いている情勢だが、一方で「年々若者の参拝者が増えている」(関係者)という見方も根強く、15日も手をつないだカップルや、若い女性の参拝者を何組か見かけた。古い政治家が旧来の発想にとらわれているうちに、参拝者の世代交代が進み、英霊の慰霊は受け継がれているのかもしれない。

産経新聞 平成20年8月15日 より全文引用


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被害者と加害者、それぞれの見方 〜沖縄戦 集団自決〜

有識者「検定制度が有名無実化」 沖縄戦記述問題

 高校教科書の沖縄戦集団自決の記述をめぐり、文部科学省が訂正申請で修正に応じる意向を明らかにしたことついて、検定意見を支持した有識者からは「検定制度を有名無実化する」などの批判がでている。

 当時の守備隊員ら関係者から聞き取り調査をした中村粲(あきら)・独協大名誉教授は「住民の集団自決があった渡嘉敷と座間味島の2島の隊長の命令がないことが明らか。年金支給のために軍命令があったことにするケースもあった。軍命令の存否は確認できていない」と指摘。「政府もメディアも、真相究明へ向けた事実の検証作業が先決だ。検証せずに軍命令の記述を復活させることは認められない」と指摘した。

 また、藤岡信勝・拓殖大教授は「教科書検定制度の有名無実化だ。福田康夫首相になって平気で政治介入を始めた」と指摘。「9月29日の沖縄県民集会は行政ぐるみの動員であり、集団自決に追い込んだのと同じ官製キャンペーンの構図だ」として、この集会を変更の根拠にする文科省の姿勢を批判した。

 現代史に詳しい秦郁彦・元千葉大教授は「関与というあいまいな言葉にすり替えている」と述べ、慰安婦問題と同じことが繰り返されていると問題視した。

 座間味島の元守備隊長らを取材したジャーナリストの櫻井よしこ氏は、修正された教科書の記述がどうなっているか読んでから議論すべきだという。

 「新しい教科書に自決命令はなかったとは書かれていない。両方の言い分をふまえたバランスのとれた内容だ」と検定後の記述を評価。県民感情を理解しながらも「極端な議論がなぜ出るのか、疑問だ」としている。

イザ! 平成19年10月3日 より全文引用





衆議院議員赤嶺政賢君提出沖縄戦の強制集団死(「集団自決」)をめぐる文部科学省の検定意見に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


※日本史A
 
▽三省堂
 
 「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、日本国内で住民をまきこんだ地上戦がおよそ三か月間にわたって行なわれ、戦死者は日本側で約一八万八〇〇〇人、そのうち一二万人以上は沖縄県民であった。さらに日本軍に「集団自決」を強いられたり、戦闘の邪魔になるとか、スパイ容疑をかけられて殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という申請図書の記述に対し
 
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 「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され
 
   ↓     ↓     ↓ 
 
 「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、日本国内で住民をまきこんだ地上戦がおよそ三か月間にわたって行なわれ、戦死者と戦闘による犠牲者は日本側で約一八万八〇〇〇人、このうち、沖縄県民は一二万人以上の数にのぼった。さらに、追いつめられて「集団自決」した人や、戦闘の邪魔になるとかスパイ容疑を理由に殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という記述で検定決定された
 
 
 
※日本史B 
 
▽実教出版

 「日本軍は、県民を壕から追い出し、スパイ容疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいをさせ、八〇〇人以上の犠牲者を出した。」という申請図書の記述に対し

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 「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され
 
   ↓     ↓     ↓ 
 
 「日本軍は、県民を壕から追い出したり、スパイ容疑で殺害したりした。また、日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった。犠牲者はあわせて八〇〇人以上にのぼった。」という記述で検定決定された
 
 
 「六月までつづいた戦闘で、鉄血勤皇隊・ひめゆり隊などに編成された少年・少女を含む一般住民多数が戦闘にまきこまれ、マラリア・飢餓による死者も少なくなく、約一五万人の県民が犠牲となった。また日本軍により、県民が戦闘の妨げになるなどで集団自決に追いやられたり、幼児を殺されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりする事件が多発した。」という申請図書の記述に対し
 
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 「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され
 
   ↓     ↓     ↓
    
 「六月までつづいた戦闘で、鉄血勤皇隊・ひめゆり隊などに編成された少年・少女を含む一般住民多数が戦闘にまきこまれ、マラリア・飢餓による死者も少なくなく、約一五万人の県民が犠牲となった。また、県民が日本軍の戦闘の妨げになるなどで集団自決に追いやられたり、日本軍により幼児を殺されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりする事件が多発した。」という記述で検定決定された

平成十九年七月十日受領 答弁第四七四号 より抜粋・基本的内容を変えずに編集


着色アンダーライン太字等はあすろん1へるつによる





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