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麻生太郎が描く「景気回復後の日本社会」

JUGEMテーマ:ニュース


◎「政権交代は景気後退」=要望の連合会長に嫌み−麻生首相


 連合の高木剛会長は30日、首相官邸に麻生太郎首相を訪ね、2010年度の予算編成に向け「政策の重点は雇用対策を中心にお願いしたい」などと要望した。
 
 これに対し、首相は、雇用情勢の改善には景気回復が必要と指摘した上で、「政権交代は景気後退だ」と民主党を支援する連合に強烈な嫌みを浴びせた。
 
 高木氏は「そういう話をしに来たのではない」と怒りをあらわにして席を立った。 
  
時事通信 平成21年6月30日 より全文引用


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§ 小泉構造改革「負の部分」の継承


 「雇用情勢の改善には景気回復が必要」というセリフを尤もな事の様に受け取った方が殆どであろうが、このセリフには重要な意味が含まれている。
 
 要するにこれが麻生太郎が描く「景気回復後の日本社会」を示しているのだ。
 
 即ち、麻生太郎の考える「景気回復」には「家計」「雇用」への第一義的な配慮はない。
 
 あってもそれは、あくまで二義的なものである。
 
 麻生のこの考え方はいわゆる「上げ潮派」が唱えていたモノである。
 
 企業が利益をあげた後に社員に利益が還元され、社員が消費する事で社会が潤っていく・・・というかつての小泉構造改革と同じ軌道上にあるシナリオだ。
 
 
 だがそのシナリオは、もはや「タイムラグ」という言い訳が通用しないほど時間が経っても機能しなかった。
 
 それは与党幹部が経団連に出向いて「要請」しにいくという場面が報じられた事で、白日の下に晒された訳である。
 
 無論「効き目無し」であった。
 
 それはそうだろう・・・財界が折角自身に都合の良い状態にする為に自民党を操ってまで「した」のに、後戻りすれば実現した「意味」がなくなるからだ。
 
 
・・・・  ・・・・   ・・・・   ・・・・   ・・・・  ・・・・   ・・・・


§ 麻生太郎の変心か、隠されていた本音か?


 その事は、麻生政権になって証明されたわけではなく、安倍政権時代には既に明らかになっていた。
 
 安倍はKYと呼ばれたとおり「格差」の意味を理解できずあえなく参議院選挙で大敗したが、「改革続行」と言いつつ所信表明演説後に政権を投げ出した。
 
 そして福田政権あたりから小泉構造改革の「軌道修正」を言い始めた。
 
 後を継いだ麻生太郎も「負の部分を軌道修正する」という事で国民からの支持を取り付けようとしていた。
 
 言葉の端々に「私のせいではなく、小泉純一郎のせいだ」と言わんばかりの事を言っていたのだが、それは結局口先だけであった様だ。
 
 
 「後期高齢者医療制度」の点でも、舛添は「廃止」まで言及したが、今も殆ど何も変わっていない。「障害者自立支援法」もまた然り。
 
 事実も「それ」を裏付ける。
 
 
 麻生は議事録に残る形で小泉純一郎を「変人」呼ばわりして愚弄し、尚かつ軌道修正を口にしたというのにこの状況・・・・
 
 麻生太郎は変心したのだろうか?
 
 それとも麻生太郎の本音は、実は小泉と同じで、政治的固有性確保のためにあえて小泉と違う立場を表明していたのだろうか?
 
 それとも・・・麻生太郎に本音などなく、ただ己の保身さえできればどうにでも形を変えるという事なのだろうか?
 
 
 何れにしても、麻生自民党から出てくるマニフェストは、「画餅」以上の価値は無い事が分かった。
 
 高木会長の怒りは兎も角、有権者としては「この一事」により自民党が「全く何も変わっていない」事が分かっただけでも価値があったと考えれば良かろう。
 
 
・・・・  ・・・・   ・・・・   ・・・・   ・・・・  ・・・・   ・・・・


§ 半ば「公約」 
  
 
 「今」この時期にこの様に言ったと言う事は、総選挙「後」も麻生政権として小泉構造改革の「負」の部分を継承していくという事だろう。
 
  
 つまり、経営陣のお手盛りと保身の犠牲となっていく者が居ても、麻生自民党はそれを「放置し続ける」という事だ。
 
 そんな調子で天下りを容認し、消費税増税も行うとなれば、国民の怒りは頂点に達するだろう。
 
 
 麻生太郎は自民党に対して自爆テロを行うつもりなのだろうか?
 
 尤も、自民党程度の党が無くなっても、国民はさほど困らないと思われる。
 
 麻生はある意味で最も国民のためになる事をやっているのかも知れない。

 
 
           
注)『当プログに対するコメント投稿上の注意

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