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「バカ経営者」の定義

JUGEMテーマ:ニュース


◎ スズキ鈴木会長、工場の分散化「念頭になければバカ経営者といわれる」

 スズキの鈴木修会長は23日、東日本大震災や福島原子力発電所の事故を受けた危機管理として、浜松市周辺に集中立地している工場の分散化を検討していることを明らかにした上で、これが「念頭になければバカ経営者といわれる」との考えを示した。
 
 鈴木会長は同日都内で開いた業績説明会後、一部報道陣に対し、「東北の地震と津波と原発のことを考えると、これは逃げ出さなきゃいかんなということは考えている」と述べた。
 
 その理由として「地震、津波、液状化現象、原発という4つを工場別にみていくと、地震は全部引っかかる。津波は半分くらい、原発が3つぐらいで、液状化現象だと4つか5つ引っかかる。こういうことなので、なるべく早くやらなくてはいけない。いつ来るかわからないから」と説明した。
 
 さらに「それをほっておけば何を言われるかわからない。(分散化が)念頭になかったらバカ経営者といわれますよ」と、工場の再配置をできるだけ早く進めることの必要性を強調した。
 
《レスポンス 小松哲也》

レスポンス 平成22年6月23日 より全文引用


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 真っ当な経済人・指導者というのは社員と会社資産を大切にすると同時に「社会」を大切にする。
 
 しかし、真っ当でない経済人・指導者は思考の過程に「社会」が無い。
 
 経団連会長の米倉は正に後者を象徴する人物である。
 
 その事は簡単に挙証出来る。
 
1.原発トラブルの内容が明らかになる前から東電擁護のポジショントークを展開

2.原発トラブルの影響を棚に上げ、安全対策に対する言及も殆ど無く原発推進トークを展開

3.原発のトータルコストの算定を敢えてしないおかしな態度


 この期に及んでも反省もなく原発の「負」の部分を国民に押しつけ、潤沢な電力だけを欲する企業や、企業誘致と原発を結びつけてその座に就いた自治体首長、及びその自治体首長を支援した政治家らは、完全に「反社会的勢力」である事にいい加減に気づくべきだろう。


 一方のスズキの鈴木会長は浜岡停止に賛意を表明した数少ない「経済人(≠財界人)」である。
 
 彼の合理的計算からすれば、経団連の米倉らの主張は「バカ経営者」のそれになるのは当然である。
 
 自分の会社の人材は「戦力」であり、顧客は「社会(社外)」に居る全ての人々に対して「商売」する訳であるから「社会」を大事にしなければならない…という姿勢は経済人であれば「逃れようのない合理的思考」であるからだ。
 
 別に「格別小難しい計算」が必要なわけではない。
 
 己だけが利益を得たところで、社会が富まなければ「市場が細る」わけであり、結果、利益を上げ続けられなくなる事は「頭」がついている人間であれば自明のことである。
 
 
 最近「東京電力だけが悪いと責めるのは良くない」という論旨の話があちこちで出てくる様になったが、これほど馬鹿馬鹿しい話もない。
 
 この論旨を突き詰めていけば、結局無能であっても専門家を名乗っていれば、利益だけは彼らに吸い取られ、リスクだけは”国民”に負わせられるという最悪のスキームを受忍させられる…という事になるからだ。
 
 柏崎刈羽原発事故のみならず、実は事故があった浜岡原発を含めて「事故リスクが国民に正確に伝えられていない」事、「仮定の話(想定)をしっかりしない事」などが明らかになっても「まだ」、対策責務を負う人々を免責する言説がまかり通ってしまうこの国の「無責任体質」は、真っ当な経済人から忌避されよう。
 
 つまり、いくら潤沢な電力を供給されるとしても「事故リスク」によって「戦力」と「会社資産」と「市場」を失うところで経済活動を「しない」という事だ。

 こうしたおかしな電力供給体制を維持する事に何の利益があるのか?
 
 真っ当な経済人・指導者である鈴木修会長は、それをごくごく普通の言葉で語っていると私は感じた。

 
 
   
注)『当プログに対するコメント投稿上の注意  

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