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「経済」の意味 〜過労死労災認定〜

JUGEMテーマ:ニュース


◎ 「和民」の女性社員自殺 労災認定

 4年前、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた26歳の女性社員が、入社から2か月後に自殺したことについて、神奈川労働局は、残業が月に100時間を超えるなど過労が原因だったとして、女性の死亡を労災と認定しました。

 労災と認定されたのは、大手居酒屋チェーン「和民」で働いていた森美菜さん(当時26)です。
 

 遺族の代理人によりますと、森さんは平成20年4月に「ワタミフードサービス」に入社し、神奈川県横須賀市内の店に配属されましたが、入社2か月後に自殺しました。

 遺族は、「長時間の深夜勤務や残業が続いたことが原因だった」などとして労災の認定を申請しましたが、平成21年に横須賀労働基準監督署は仕事が原因とは認めず、遺族が神奈川労働局に審査を求めていました。


 これについて神奈川労働局の審査官は、「残業が1か月当たり100時間を超え、朝5時までの勤務が1週間続くなどしていた。休日や休憩時間も十分に取れる状況ではなかったうえ、不慣れな調理業務の担当となり、強い心理的負担を受けたことが主な原因となった」として、今月14日付けで仕事の過労が原因による労災と認定しました。


 父親の森豪さん(63)は、「娘が自殺に追い込まれたのは会社に責任があったと認めてくれたことに感謝したい。これをきっかけに従業員を大切にする会社に生まれ変わってほしい」と話していました。

 一方、ワタミフードサービスは「決定の内容を把握していないのでコメントは差し控えたい」としています。


手記に“助けてください”

 森さんの両親によりますと、手帳に記された日記には亡くなるおよそ1か月前に、「体が痛いです。体がつらいです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」と書かれていたということです。

 母親の祐子さん(57)は、「一生懸命、頑張ってると思っていました。なぜ、もっと早く苦しんでいることに気づいてやれなかったのかと悔やんでも悔やみきれません」と話していました。


NHK 平成24年2月21日 より全文引用



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 4年前(2008年)というと…和民は丁度この頃賃金未払い問題で内部告発を受け、一つの事件が持ち上がっていた。
 
  そして、この記事にある事件もまた2008年頃の話の様子。
 
 我欲むき出しの資本主義社会がのさばりだした頃と一致する。
 
 
 あれから数年経ってワタミの社長は都知事選に立候補したが、これらの問題をどう解決したのか私は知らない。
 
 ただ彼は、小泉竹中構造改革路線の信奉者だったやに記憶している。
 
 そういう「世界観」から生まれた人材業界は、雨後の竹の子の様に方々に出来て、企業に「都合の良い安い労働力」を提供するのに血道を上げている。
 
 
 「ストレス耐性」という言葉をご存じだろうか?
 
 言うまでもなく、仕事上起こりうるストレス要因をどこまで受忍出来るか…という事を意味する言葉で、これが高いと「良い人材」という事らしい。
 
 だが…
 
 人は「モノ」ではない。(企業会計上は「物品扱い」らしいが)
 
 そもそも「ストレス」を感じれば「我慢」するのではなく「解消」もしくは「軽減する」為に努力するのが「マネージャーの仕事」であり「会社の人材活用能力」だったはず。
 
 ところが、今の日本は見ての通り「リストラ」しても役員報酬が上昇するという頭のおかしな奴が経営者になるというデタラメな状況である。
 
 この事件当時の和民のマネージャーは、私に言わせれば「労務管理不適格につきマネージャー失格」となるが、和民では違ったという事だろう。
 
 
 おかしな我慢大会を強いながら、成果を挙げろと言う…
 
 まるで経済を良くする努力を全くしないで税収をあげなければならない…から増税する…と言っている、どこかの馬鹿国の総理大臣の言っている事と同じである。
 
 
 こういう会社で「我慢する」事の意味は何?
 
 会社に人生の時間の大半を奪われて、人として得るモノは何?
 
 カネ?
 
 
 
 ある人がこう皮肉を言う。
 
 「日本人に宗教はないと言うがそれは違う。拝金教という宗教が立派に根付いている」と。
 
 例えば「自立」とは「経済的自立」であって「精神的自立」ではない。
 
 だから「精神」に属する「倫理」よりも「経済」を優先したがる。
 
 とはいえその「経済」という言葉は、正確に言えば「経世済民」という言葉である。
 
 そこには「世(社会)」と「民(人権)」という強い倫理観が含まれている。
 
 「世」と「民」が抜けた経済が何をもたらしたか?
 
 
 振り込め詐欺の大流行は、そうした「経済」感から考えれば、必然的に出てきたモノと言えるのかも知れない。
 
 振り込め詐欺が、積極的「経済」感のなせる技であるとすれば、その暴虐な「経済」に振り回されて自殺に追い込まれる(或いは追い込む周囲)のは、消極的「経済」感のなれの果て…なのかも知れない。
 
 
 何れにしても、この「経済」は一個人的には「自殺」という結末によって破綻している事は明白である。
 
 そこに気づけないマネージャー、経営者は間違いなく「ブラック会社・ブラック企業」である。

 
 
 
   
  
      
注)『当プログに対するコメント投稿上の注意

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