2013.04.14 Sunday/
憲法改正…それは間違いなくこの国をかつての不幸な時間へといざなう破滅の道標となる。
そう言い切れる理由は、皆さんがみてきたこの日本という国の状態が示している。
行政の不手際で起こった問題を「制度が追いついていない」と言っては変えられてきた…それが正にこの日本の劣化の理由なのである。
そう。
運用者の責任を問う話はかき消されてきた。
制度…
別名「システム」と言い換えても良いし「機構」「ロジック」「プログラム」と呼んでも良いが、この中でも人為から離れて電源を入れている限り稼働し続けるオートマチックなものは、日本人はおおむね得意である。
それがために、初期の家電製品は世界を席巻した。
だが、人の社会制度はそうは行かない。
制度の意思を達成するには「制度を守る意思・勇気」が居るのである。
かつて時の法務大臣・鳩山邦夫という馬鹿が「死刑判決が出たら自動的に死刑が執行されるべき」等とほざいた時期があった。
今でもそういう輩は居るかもしれない。
現状では「えん罪」で死刑を言い渡した裁判官の愚行を唯一止められるのは最高裁長官でもなければ、検事総長でも総理大臣でもない。
法務大臣なのである。
その法務大臣が国民の生命云々よりも死刑が執行されるたびに話題になることを嫌がってか「自動的に執行」等とほざいた。
かつて、制度には魂が込められていた。
人命に対する最大の敬意…
神ならぬ人が、己の限界を噛みしめる為の猶予…
それが、法務大臣が死刑執行にGOサインを出さなければ死刑は執行できない最大にして揺るがざる理由なのである。
そこへの議論もそこそこに「自動的に」等と言った。
一方…
公害という「実害」を引き起こした者達に「自動的」に死刑は執行されない。
無論、それを放置した行政機構、そしてそれを門前払いか、時間稼ぎに協力して無念の死に至らしめた司法機関の中で、責任をとって「自動的に」死刑になった者も居ない。
まして政治家に至っては民意の代弁者たるべきはずなのに、一部の産業界のために(自分に投票してくれる者のためだけに?)沈黙を決め込んでいた。
日本の憲法を頂点としてあらゆる諸制度は国民を守るためにあったし、今もあり続ける。
だが、運用者にはその気持ちがない。
言い訳代わりに「制度が追いついていない」といって己の責任を回避しようとする。
口を開けば「国を守る」と言う政治家どもが居るが、その政治家どもが所属する党が公害発生の責任者を弾劾したり、産業界にブレーキを掛けたということは全く耳にしたことはない。
ましてやこの杜撰原発を野放しにしてまだ「再稼働ありき」の結論をやっているのである。
彼らを愛国者のように持ち上げる馬鹿に問いたい。
彼らは何時公害で苦しんでいる人々に手をさしのべたか?
中国や韓国・北朝鮮と対決姿勢を露わにして、自国のことも顧みない連中のどこが愛国者か?
この連中を愛国者と讃える馬鹿どもよ。
お前はこの連中に愛されているとでも思っているのか?
憲法によって国民の生命財産を守るためにテクノクラートを集めることを許されたはずの行政、その仕事ぶりを監視する政治、司法、マスゴミどもは、職務怠慢どころか、一緒になって八百長と屁理屈によって国民をだまし続けてきた…
それが日本の歴史なのである。
端的に言って、運用者に「国民を守る」という運用意思が無いのである。
制度の中で最高の権威である日本国憲法。
それがアメリカ製であっても、今「改憲」を叫んでいる輩に「国民を守る」という運用意思が無いことは明らかであり、…
改正しようという憲法の内容は、アメリカ製以上に「人権無視」の内容になるのである。
とすれば…
改正された日本国憲法の下で「人権」を守る根拠規定は、…
たとえそれが条文の中に文言があったとしても…
今がこの状態であることから分かるように、徹底的に無視されることは必至である。
アメリカ製だからダメだ!と叫ぶ連中に、アメリカが静かなのは何故か?
「安全保障のために原発を再稼働する必要がある」「日本は核を保有すべき」等という言動に対して、あれほど北朝鮮に噛みつくアメリカは何故静かなのか?
それは、中国における北朝鮮の様に、日本をアメリカの都合の良い手駒として使い勝手が良いようにする為である。
しかも石原慎太郎などのアジテーターの言動・マスゴミの扇動によっておかしなナショナリズムを振りかざす連中は、揃いも揃って「愛国心」という安手の宗教であなた方を戦場に駆り立てようとしている。
「愛国心」など一度たりとも発揮したことのない者が…である。
それで貴方は自分だけは生き残れるとでも思っているのか?
日本は現状でも制度の意思を踏みにじって「最低」の運用能力で国家を劣化させてきた。
その劣化した日本が、人権の砦である憲法を改正すれば、石原慎太郎の言うように日本の自我を振りかざせると思っているらしいが、…仮に本当にそういう事になれば、それは北朝鮮がたどってきた道を日本が行くことになる。
北朝鮮を批判しながら、何故真似をしたがる?
下品なちんぴら国家の真似をしようという連中がそんなに魅力的か?
無能の鑑といってもよい自民党・公明党が主導して劣化させてきた今の日本が憲法を改正すれば、アメリカの戦争荷担要求をはね除けて「いえ、日本の防衛以外では戦いません」等と言うわけがない。
アメリカに作られた正義が如何に偽物か分かっていても、時の民主党代表・小沢一郎の様に、密室外交でではない形ではねつける事は、万に一つも起こりえない。
貴方は安い愛国心で買いたたかれて終わる。
貴方にどんな夢があろうと、どんな事情があろうと全く関係ない。
今の日本は戦後最悪の状態である事を認識している者にとっては「こんな国は壊れてしまって構わない」という程のものであろう。
しかし、「壊れて」しまった後に、国民を愛する新生日本が誕生するか?
答えは「否」である。
傀儡政権以外の存在を許さないアメリカが、今よりマシな日本をアメリカの都合によらずに許容することは無い。
一時の気散じのために「どうにでもなれ」とやったが最後…
貴方は事実上「死ぬ」。
つまり、貴方の愛する恋人は戦場に送られ、資産は狡猾に奪われ、使役され、或いはレイプされる。
そして、誰も咎められない。
嘘だと思うか?
日本人女性が米兵にレイプされても、日本人から「当然の結果だ」みたいな話が「今」ですら出るのだ。
似非愛国者達がそれを抗議したという話は無い。
人として死にたければ、参議院選挙で憲法改正を推進・容認する自民、公明、維新、みんなの党、民主に議席を与えてはならない。
公明党は違う?
まだそんなことを言っているのか…
自民党の嘘を見抜けない(どころか、実際は知ってて知らぬフリをし、抵抗して見せるという茶番を演じるだけ)連中をいつまで信じているのか?
犬として死にたければ、憲法改正推進・容認する政党に参議院選挙で議席を与えればよい。
最もみじめで二進も三進も行かない社会をいとも簡単に作ってくれる事だろう。
消費税の軽減税率?
それ以前に安全な食料を、手が届く価格で手に入れられるかな?
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