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安倍晋三、及び安倍擁護論者よ さらば

安倍首相会見要旨「深くおわび」 “クーデター説”は否定

安倍晋三首相が24日行った会見の要旨は以下の通り。

【国民へのおわび】
 首相の職を辞する前に、どうしても一言、国民におわびを述べたい。私の辞意表明が国会冒頭の、非常に重要な時期、特に所信表明の直後という最悪のタイミングになってしまった。このため国会は停滞し、国政に支障をきたし、多大な迷惑をかけたことに改めて深くおわび申し上げる。辞任を決意した最大の要因について触れなかったことで、国民に私の真意が正確に伝わらず、非常に申し訳なかった。(小沢一郎民主党代表に会談を申し入れた段階では)辞任する決意を固めていた。

【体調の説明】
 この1カ月間、体調は悪化し続け、ついに自らの意志を貫いていくための基礎となる体力に限界を感じた。このままでは首相としての責任を全うし続けることはできないと考え、辞任表明に至った。首相は在職中に自らの体調について述べるべきでないと考えていたので、12日の会見では体調の変化には言及しなかった。段々食事もできるようになったので、1日も早く退院できるようにと思っているし、25日の首相指名選挙には行きたいと思っている。

【今後の活動】
 (自民党の)福田康夫新総裁に心よりお祝いを申し上げる。新たな首相の下で国民のための政策が力強く進められるものと信じている。福田新総裁は安定感のある政策に通じた方だ。福田総裁のもとに一致結束していくことが大切だ。私も1人の国会議員として引き続き、力を尽くしていきたい。去っていく前総裁が誰に(総裁選で投票した)と言うべきではない。

【クーデター説】
 麻生氏には辞意ということでなく、「最近少し体調が思わしくない」と話したことはある。巷間(こうかん)言われているようなクーデター説ということはまったく違う。そんな事実は存在しない。麻生太郎幹事長、与謝野馨官房長官の2人をはじめとする政府・与党のみなさんには最後の最後まで、私を力強く支えていただいたことに対し、深く感謝している。(首相が「麻生氏にだまされた」と発言したとされた問題に関しては)そういう事実はまったくない。



産経新聞 平成19年9月24日 より全文引用


着色アンダーライン太字等はあすろん1へるつによる



 安倍擁護論を説いて回る人々よ。
 
 この言い草を擁護論の援用材料として利用するのだろうが、考えても見よ。
 
 己はつい最近まで何を根拠に安倍擁護論を吹聴して回っていたかを。
 
 安倍の一言一言を全て「正しい」という前提で捉えてはよそ様を批判し続けていた為に、例えば「小沢さんに会談を断られたので辞任した」という文脈は、ここに来て実にあっさりと覆されたではないか。
 
 
 そもそもあなた方は一体何を根拠に安倍晋三をそこまで「信じた」のか?
 
 いや・・・本当は「信じる」材料何ぞこれっぽちも無かった筈だ。
 
 「国民に信を問う」場面で「私か小沢さんか」という二者択一を迫ったくせに政権から降りなかった事、参議院選挙(7/29)後「政治の空白を作ってはならない」と「続投」を強行しながら、所信表明演説まで約1ヶ月、己の突然の辞意表明で更に1ヶ月近くを「空白」にしたという「裏切り行為」を行った事はまぎれもない「事実」である。
 
 要するに、「信じる材料」もそこそこにやたらと「支持」を表明しまくった後に残されたのは、辻褄の合わない結末だけであったという事。
 
 これは自民党支持者に多い「醜態」である。
 
 
 ・・・・・    ・・・・・  ・・・・・   ・・・・・  ・・・・・    ・・・・・
 
 
 尚、これは安倍が総理大臣になる前から「信じる」に足るものを何も持っていなかった証拠にはならないから「予見できなかった事態であり、私に問題は無かった」というのであれば、少なくとも現時点で安倍擁護論何ぞ吹いている方が理屈に合わない。
 
 現実を見た限りは、少なくとも「事実」に従って「判断」「処分」が出来なくてはならない。
 
 ところが実際は「処分」どころか「擁護論」をぶつ。
 
 これが「公務員改革に邁進していた唯一の改革者」と持ち上げた人々が言うのだから、笑わせる。
 
 
 昨今、社会保険庁にしろどこの省庁・地方自治体職員の着服・横領の数が話題となり、そういう犯罪行為を行った者達に対する「甘い処分」が問題となっている。
 
 それを批判・糾弾し、「しっかり罪に問うべきだ」という声は安倍政治の中でもあった。
 
 それは真に結構な事だったが、その大親分とも言うべき安倍晋三が国民に対して国民の権利を着服・横領してこの様な事態に至った事については「甘すぎる処分」と言われるべきである。
 
 だが、安倍擁護論者は「処分」どころか「擁護」し続ける。
 
 
 何だ?このダブルスタンダードは?
 
 
 ・・・・・    ・・・・・  ・・・・・   ・・・・・  ・・・・・    ・・・・・
 
 
 これは自民党支持者の「支持」の内容の「無さ」と同じである。
 
 端的に言えば、自民党というのは「与党であり続ける事」が生存本能のなっている事以外、これといった「何か」政治的信条で繋がっているという訳ではない・・・という事だ。
 
 事実、安倍辞任によって起きた自民党総裁選では「政策論争をする前から既に福田優位」という「事実」を見た様に、「何を信じるのか」という点は極めて希薄。
 
 
 「私晋ちゃんのファンだから、残念だわ」というおばさんがTVにおける安倍辞任時の街頭インタビューに出てきていたが、所詮その程度のもの。
 
 万事が万事その調子で日本の選挙は行われてきた。
 
 そして今も自民党支持者を中心にそれは行われ続けている。
  
 
 安倍内閣成立当初、政治が何も動き出さない時から支持率が70%もあったというのは「政策で支持」したのではなく、「イメージ」等の「信ずるに足る根拠の薄い情報を元にした虚像」に対するものでしかなかった。
 
 為に、以後は「イメージ」から「現実」を見せられるたびに支持率は下降し始めたのである。
 
 「恋」からさめつつあるカップルの様に。
 
 
 ・・・・・    ・・・・・  ・・・・・   ・・・・・  ・・・・・    ・・・・・
 

 未だ安倍擁護論をぶっている人々は、「片思い」も過ぎて「安倍晋三その人」ではなく「己の思い描いた安倍晋三」を追い続けているに過ぎない。
 
 その一種ストーカーっぽさが何時止むのかウォッチングする気は私にはない。
 
 内閣総理大臣として「悪影響」を及ぼしてきた安倍晋三が権力の座から降ろされた事で、少なくとも日本国が彼とともに無理心中させられる事は無くなった。
 
 大慶と言うべきである。
 
 
 そして次は「核武装容認論」の福田である。
 
 安倍擁護論者はひとしきり福田批判を展開していたが、まさか乗り換える事はあるまいな?

 
  
注)『当ブログの投稿ポリシー

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